「マンボウなんでも博物館」では、マンボウに関する情報を集めています。
集めている情報は以下のとおりです。
サンプルに関する情報提供
「海でマンボウが座礁している写真を撮った」、「釣ったマンボウを保存している」などの標本サンプルに関する情報提供の場合はいくつかお願いがあるので、下記をご一読下さい。
クサビフグ、ヤリマンボウ、ウシマンボウ、カクレマンボウの場合は貴重なのでどんなサイズでも情報が欲しいです。
マンボウの場合は、全長20cm以下の小型個体、全長2m以上の大型個体のみ情報が欲しいです。
基本的には金銭的な報酬はありませんが、研究に使いたい貴重なサンプルの場合は相談してサンプルを買い取らせて頂く場合があります。サンプルを送って頂く場合は私の方で輸送費を負担します。
サンプルを論文等に使用する場合は、事前に再確認して、サンプル提供者のクレジットを明示します。
研究に不要と感じた場合は、せっかくご連絡頂いた場合でもサンプルの破棄をお願いすることもあります。
写真について
サシやメジャーなどがあればベストですが、何でもいいので物の長さがわかるものと一緒に、可能な限り真上からサンプルの写真を撮って下さい。
しかし、サンプルが大きすぎて真上から全身写真を撮れない場合も多いと思うので、体を複数カ所撮って下さい。
全身写真、頭部のアップ写真、舵鰭(かじびれ)のアップ写真、胸鰭(むなびれ)後ろの鱗(うろこ)の接写写真があると完璧です。
小さなサンプルの場合
全身をそのまま冷凍保存して下さい。
研究機関であれば、80%以上のエタノールで常温保存をお願い致します。
大きな標本の場合
標本全体は保存が不可能なので、上述した写真複数カ所と、DNAサンプルを冷凍保存もしくは80%以上のエタノールで常温保存して下さい。
DNAサンプル(親指の爪程度の大きさ充分)は体の部位どこでもいいのですが、胸鰭の一部を切り取るのが一番楽だと思います。
手間でなければ、鱗を観察したいので、胸鰭の後ろの皮も切り取って冷凍して下さい。
サンプルに関して欲しい情報
漁獲・発見場所
グーグル地図などで詳細な場所を教えてくださるととても助かります。
場所は細かい方がいいですが、不明な場合はおおまかな場所でもOKです。
漁獲・発見年月日
時間までは不要ですが、こちらも細かい情報だと助かります。
採集方法
定置網、座礁、目撃など、どうやってそのサンプルの情報を得たのか方法を教えて下さい。
サイズ
可能であれば、全長、帯前体長、全高を計測して欲しいですが、難しい場合が多いと思うので、上記の物の長さわかるものと一緒の写真でOKです。
また、不可能な場合が多いですが、体重のデータがあればとても嬉しいです。
雌雄の確認
もし、余力があって解剖する場合は、生殖腺を確認して、オスかメスか確認して、写真を撮って頂けると助かります。
計測部位と欲しい情報については、水族館向けの「研究データ取得用マンボウの死亡後処理マニュアル」にまとめているので参照して下さい。
サンプル以外に関する情報提供
例えば、「リストにないマンボウの歌を見つけたよ」、「この水族館が載っていません」、「町でマンボウと書かれている看板の写真を撮りました」など、サンプル以外のトピックに関する情報提供も大歓迎です。
金銭的な報酬は特に何もありませんが、情報や写真を本サイトで使用していいという場合、ご希望の名前(本名でもハンドルネームでも)もしくは連絡先を明示します。
情報提供の連絡先はこちら
マンボウに関する情報を提供してくださる方は、以下のフォームよりご連絡ください。