日本におけるヤリマンボウの北限記録更新に関する話題がAERA.dotに掲載

【執筆者 やっとかめ】

サイト主の澤井悦郎のTwitterのフォロワーから寄せられたヤリマンボウの座礁情報が、日本におけるヤリマンボウの北限記録更新するという大発見につながり、その話題が【AERA.dot(アエラドット)】に掲載されました。

記事のタイトルは「Twitterユーザーの発見が日本におけるヤリマンボウの北限記録更新に貢献!」です。

本個体はヤリマンボウの青森県初記録かつ日本近海における北限記録更新となりました。生物の分布範囲は基礎的知見なので、このヤリマンボウの北限記録更新はヤリマンボウの基礎研究だけでなく、魚類図鑑にも大きく貢献する情報です。

また、この話題は論文として雑誌「Ichthy」から出版されました。

澤井悦郎.2020.写真に基づく青森県初記録および北限記録更新のヤリマンボウ.Ichthy, Natural History of Fishes of Japan, 3: 5-9.

このようにTwitterユーザーから寄せられた情報は、マンボウ類の新たな知見が増えるだけでなく、一般の人や子どもたちと共に研究(科学)し、自然や科学への関心と芽を育てるという意味でも非常に重要です。

「マンボウなんでも博物館」ではマンボウ類のさまざまな情報を集めています。

「マンボウが海に座礁していた」「釣ったマンボウを保存している」などサンプルに関する情報だけでなく「マンボウのグッズを見つけた」などサンプル以外のトピックに関する情報提供も大歓迎です。

情報を提供してくださる方は、当館の問い合わせまたは澤井悦郎のTwitter(@manboumuseum)にご連絡をお待ちしています。

更新履歴
  • サイトデザイン一新にともないリライト(2023年7月11日)
  • 更新履歴の表示方法をアコーディオンボックスの仕様を変更(2021年6月27日)

作成日:2020年12月19日 更新日:2023年7月11日

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次